遠縁の遺品整理

あなたの自宅に警察からの電話が入り、突然あなたの遠い血縁にあたる人が変死しているのが発見されたため、身元を確認するために遺体の引き取りに来て欲しいと言われたら、どんなリアクションをされるでしょうか。

実際に遺品整理で関わりを持った人の経験談を話そうと思うのですが、依頼された方は白髪で坊主頭をしている男性でして、電話越しに少し起こっているような雰囲気を感じで、見積をしに現場で作業をしている時も、何に腹を立てているのか分かりませんが、私との会話のやりとりもとげとげしく、どのように対応して良いのか困ってしまいました。

亡くなられた方は初老の男性で、孤独死されて死後1週間ぐらいで発見されたわけで、そのような現場で機嫌をよくしていろという方が難しいのかもしれませんが、それにしてもイライラしすぎで、こちらまで機嫌が悪くなりそうです。

故人が遺体として発見されたのは、隣に住んでいる人が警察に通報したことによって見つかり、テラスや玄関の隅っこにウジ虫が湧いているのを派遣し、電話で報告を受けた警察が、マンションの管理会社に連絡し、鍵がかかっていたので窓を割って部屋に突入したところ、奥の洗面所で遺体となって発見されたみたいです。

嫌悪感むき出しの遺族

1週間も建っていたので、孤独死が起きた現場の周辺の人は、臭いを何とかして欲しいと遺族に対して喧嘩腰に文句をいってくる人も多いのですが、今回の遺品整理の現場はそういう状況でもなかったので、どうしてだという疑問しかありませんでした。

初対面の私に対して何故そんなに嫌悪感をむき出しにできるのでしょうか。

もしかしたら、自分自身の言動によって不機嫌にさせてしまったのかもしれないと考えたのですが、どうしても思いたらないのです。

このように色々と考えながら自問自答し、見積を終えて帰ろうとしていると、不機嫌にしていた白髪の男性が話をかけてきて、亡くなった人とは今まで1度も会ったことがなかったし、顔すら知らないのに、警察は急な電話で遠縁でも親族にはかわりないので来いと命令口調で一方的に言われてと話をしてくれて、仕事も生活もあるから急に明日来いでは間誤つきますし、ほとんど他人みたいな人が真だからと言われても困る人のことです。

確かに自分自身に置き換えて考えてみると、まさかそんな人間の死後の面倒をみることになるとは誰も想像していないでしょうね。

このような状況の場合だと、相続放棄をする人も少なくないのですが、文句を言いながらも葬儀の手続きまで自分自身でしていたところを見ると、愛想は良いとは言えませんが、根の部分は良い人だったのだと思います。

最後に、亡くなった人の事を考えると、親戚になって一人で寂しかっただろうから、最後くらい同じ親族の一人として生まれてきて良かったと思ってもらえれば、成仏して見守ってくれるのではないかと思うと、なかなか言えた言葉ではなく頭が下がります。